「セックス」のイメージ革命。
こんにちは。内田登代紀です。
「目合い」の呼び名を復活させよう!
わたしは「セックス」という言葉があまり好きではなくなりました。以前は普通に使っていましたが…なんだか軽い言葉で身体の関係だけを指すようなイメージがあるから不自然に思えてきたのです。
そもそも、英語の直訳では「性別」を表す単語であって性行為を切り取ったものではありませんしね。(ちなみに「Hする」のHはヘンタイのHからきた言葉です…;)
そこで、わたしは愛し合う性行為、セックスのことを【目合い】まぐあい と呼んでいます。
目合いは、日本の昔の言葉です。目と目を合わせる行為…言葉が変わるだけでも途端に素敵なイメージに変わる気がしませんか…?
私がいつもしているお話会の中で、必ず参加者さんたちに聞くことがあります。
「あなたは、誰から生まれてきましたか?」・・・当然、お母さんですよね。この事実は誰一人例外はありません。
でも「それじゃあ、その命は…どうやって授かったのでしょう?」と聞いたら、その事実については積極的に答えてくれる人はほぼいません。
わたしも以前はそうでしたが、日本人のほとんどは性行為のことをイケナイ・あまり良くない行為だというネガティヴイメージでとらえているようです。
逆に「下ネタ」は、笑いを共にして確かに楽しいことですが、どこか性行為や男女の身体を馬鹿にしたりすることが多く、軽い行為のようで・・・の「尊厳」「愛」が感じにくいです。
単に欲求としてのはけ口にしたり、生殖のみを目的とした性行為は、ハッキリ言って・・・「動物」のすることではないでしょうか?
わたしたち人間も動物の一種ですが、他の動物とは違って脳が発達していて、感情を豊かに表現しコミュニケーションを取ることのできる生き物ですよね。
その根底にあるものは「共感」の心。相手を愛するこの気持ちを伝えたい・・・互いの存在を感じ合いたい・・という想いの延長線上にあるものが、
人間としての性行為・「目合い」のはずです。
愛しあうことは・・・汚らわしい行為ではなく、とても自然で素晴らしいこと。
「わざわざ言わなくても解ってる」時代はもうずいぶん前に過ぎ・・・
性暴力・DVなど・・毎日目を覆いたくなるような性に関連する悪いニュースが増え続ける今、そろそろ、ここら辺で改めて…再認識し直す必要があるのではないでしょうか?
あなたのその性への「偏見」は、社会のカラクリが関係している!
社会的にネガティヴイメージが付いてしまった背景の一つには、世の中にあるお金のカラクリが存在しています。
道を歩けば看板があります。 TVやインターネットを見れは宣伝・広告バナーが。
性に限らず、人間が作り出した物や事柄やサービスのイメージは、すべて商売する者がマーケティングし、その商品に対するイメージ付けを戦略的に行ってきているものです。
人間の三大欲求の一つである「性欲」を利用した商売とは…例えば、どんなことがあるでしょうか。
AV・風俗…など。。
性を商売にする方たちがこれまで、広告宣伝をしつづけ、私たちもそれを必要としてきたために、今の世の中の「性」に対するネガティヴなイメージがあるのです。
性をイヤラシイこと、汚らわしいこととアンダーグラウンドにした上で「愛がなくてもしていいこと」「男性は射精しなければ溜まって健康に悪い」とか、本能的な欲求へ引け目、「罪悪感」を与えるイメージを打ち出す必要があったのです。
(※決してそれらの職業を否定しているわけではありません。良い・悪いではなく、売るためには営業戦略が必要であったし、消費者もAVなどファンタジーなものにそれが現実にあるように思ったり、愛しあうことよりもライトな関係性を助長する、性の一般イメージは、そこから定着してきたことは事実です。)
あなたが、性のイメージを変える。
だからといって、今さらそれらの情報を抹消しようとしたり、啓蒙したり、不安になったり愚痴っているだけで・・何かが変わるでしょうか? そんなことにエネルギーをかけることでは良い変化は生まれるわけがありません。
だから、いっそ・・わたしは、逆のことにエネルギーをかけることを、決心しました。
布ナプキンは、まず「生理」のイメージが変わります。うふふわ。のユーザーの方々から、「次の生理が楽しみになりました!」「女の身体である自分に愛しさを感じます。」そんなお声をたくさんいただきます。
身体で感じる…五感で感じる「快」は、自分自身の内側にある「喜び」であり、それこそが本当の幸せです。
さらにパートナーと愛を感じ合う本当の目合いは、生きる活力であり、力強いエネルギー源であるということ…!!
見せかけだけ・偽りの快感とは比べ物になりません。愛・性の真理を、理解している大人たちで、わたしと一緒に【性のイメージ革命】を起こしませんか♪
そのためにも「幸せな性」をたくさん発信していきましょう…!
そんな想いで、たくさんの方々の心が集まって2014年にできた本がこちらです。
クラウドファンディングを利用し81名の方、23社の地元企業の方々にご支援いただき制作いたしました。本屋さんでは販売していません。(直営ネットショップか、布ナプキン『うふふわ。』取扱店でお求めいただけます。)
一人でも多くの方に手に取っていただけるとうれしいです。
『LOVEカルテ』わたしの性に出逢える本 の詳細はこちら
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[…] 以前書いたコラム「セックスのイメージ革命!」では、性行為に対するネガティブなイメージ(汚らわしい・快楽・罪悪感など)には、それが作られてきた社会的カラクリがあって、本当の目合いは、生きる活力の源となる素敵なコミュニケーションであることをお伝えしました。 […]