「草根木皮、これ小薬なり。鍼灸、これ中薬なり。飲食衣服、これ大薬なり。身を修め心を治める、これ薬源なり。」『書経』
こんにちは、初めまして!
この度、とても奇跡的なご縁から『うふふわ。』ホームページのコラム「愛されメモ」という表現の場をいただきました、国際中医薬膳師☆玲子です。
食と心身の健康、精神的豊かさの追求など、関心事はたくさんありますが、今回は毎日身につけている「衣」(衣服)について。
なぜ、トップにある?「衣食住」の「衣」
活きる上で、なくてはならないとされる「衣食住」。
着るもの、食べるもの、住むところを指しているわけですが、なぜ「衣」(衣服)が一番目にあるのか。
衣服は、ステイタスやファッションという一つの文化でもありますが、その起源は「身体を保護する」ことからスタートしています。
身体を保護する、「衣」
衣服を身に着けることにより、「暑さ」や「寒さ」、または「紫外線」などの自然環境による避けられない変化から身体を保護することができます。
また、汚れや細菌から皮膚を守り、皮膚から出る汗などの排せつ物を吸収することにより、身体を安全かつ清潔に保つ役割を担っています。
体温をコントロールする、「衣」
衣服は、人間の体温をコントロールする役割もあります。
人間が裸で快適に過ごせる気温範囲は、28℃から31℃の範囲と言われています。
この範囲を越えると、体温を快適な温度に維持するために、わたしたちは生活の中で体感に従って衣服を自然に活用しています。
例えば、気温が低いときは、身体から外界への放熱を防ぐための衣服を、
また、気温が高くなったり、身体から放たれる汗や熱が衣服内に充満すると「蒸し暑い」などの不快感が生じ、その環境に適応するために皮膚から外界への通気性を確保した衣服を選んだりしているのです。
良質な「衣」は、素材から
以上のように、安全・健康・快適に活きる上で不可欠な「衣」(衣服)。
一方で、大量生産の安い衣服にありがちな素材、石油由来の化学繊維でつくられた衣服は、生物の成長、生殖、行動に関するホルモンの作用を阻害すると言われています。
特に有害物質、環境ホルモンが引き起こす人体への影響が懸念されています。
なにやら大げさに聞こえるかもしれませんが、特にアトピーやアレルギー体質の方は、化学繊維でできた服を身につけるということは、石油を常に身につけていると認識することが大切です。
たとえ、肌が丈夫な方でも無意識に荒れていたり、かゆみが出たり、肌が乾燥したり、また、静電気が発生して人体に溜まるという危険性があるといわれています。
たとえば、生理用品としての衣服。化学繊維で作られた紙ナプキンと天然素材で作られた布ナプキンをそれぞれ身につけてみれば、こうした理屈や科学的根拠はともかく、おのずと素材の違いから身体への影響を体感できるのではないでしょうか。
そして、どちらがより心身共に快適で健康な状態になれるのかを。
『うふふわ。×うさと』の布ナプキンは、「衣」です
それならば、せめて最も身体に密着した「衣」(衣服)だけでも、良質素材のものを身につけたい…!
そんな思いがこみ上げてくるきっかけとなったのは、パートナーと同時に『うさとの服』を日常的に身につけ始めたことです。
”自然界のエネルギーを取り込んで、心とからだと魂を活性化させること”
外界のあらゆるものとのやり取りをしているセンサーである「皮ふ」に、24時間密着している「衣服」の本質と着ることの意味について、「うさとの服」のデザイナー・さとううさぶろうさんは著書『あいをよる おもいをつむぐ』の中でこのように言及しています。
『うふふわ。×うさと』の布ナプキンは、絹・綿・麻などの天然素材の生地で、ひとつひとつ丁寧に作られ、それぞれに個性のある、なんともいえない優しくも力強いエネルギーのある衣服。
ひとたび、その快適さとエネルギー、身につけることによる手間ひまの大切さ、そして、自分の身体の一部のように大切に扱いたい、と思う感覚に触れることができれば、女性が「自分を大切にすること」への意識を高める、ひとつのきっかけになるのではないかと思います。
なんだか、「衣」(衣服)の役割って食べ物のそれと同じなんだなぁ!と痛感しつつ・・
食べ物については、また機会を改めてお話しできれば幸いです。
国際中医薬膳師 河内玲子
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