【コラム】体質だからしょうがない!?生理から見えてくる、体質改善策(5)氣が足りないさん

がんばる桜

氣力でがんばっていませんか?

こんにちは!
国際中医薬膳師 玲子です^^

前回も触れましたが・・

昨年の6月に切迫流産を体験し、
血が足りないことってこういうこと?!という氣付きがあったこと

そして、もう1つ。

「氣が足りないってこういうこと?!」という氣付きも同時にありました。

さてさて、前回より・・・

1)寒がりさん>>>
2)暑がりさん>>>
3)血が足りないさん>>>
4)氣が足りないさん
5)血が滞ったさん
6)氣が滞ったさん

これらの【6つの体質さん】についてお伝えしておりますが

今回は【氣が足りないさん】についての体質改善策ポイントのお話です!

このような症状がありませんか?

〈【氣が足りないさん】の主な症状〉

●不正出血になりやすい
●生理期間が短くなる
●疲れやすい、だるい
●抵抗力がなく、風邪を引きやすい
●胃腸が弱く、下痢をしやすい
●顔色が青白く、寒がり
●筋肉がたるみやすい

これらの症状に心当たりがあったら、

【氣が足りないさん体質】である
ということを、まず自覚することが大切です。

睡眠不足や過労は厳禁!激しい運動も不向きです。

【氣が足りないさん】が生理期間に氣をつけたいことは

●一日のエネルギーをしっかり補う
●最低8時間睡眠を心がける
●睡眠不足が続いたら、休日にまとめて眠る
●無理をして仕事や勉強など根をつめず、分散する
●瞬発的な運動は避ける

【氣が足りないさん】は睡眠不足は厳禁です。
氣を補うためには、十分な睡眠が必要だからです。

最低8時間を目安に睡眠をとるようにし、
休日はまとめて10時間ほどまとめてとるようにすると
身体のコンディションが整いますよ!

また、氣力だけで根をつめて物事をすると身体がついていかないのも
【氣がたりないさん】の特徴の1つ。

過労は避け、仕事や勉強はできるだけ分散して取り組みましょう。
また激しい運動は不向きであると自覚し行動に落とし込むことが大切です。

とにかく、無理は禁物。

精神的な病氣などの万病の元になります★

いも粥

主食を意識して食べて、十分な睡眠を!

〈【氣が足りないさん】にオススメの食べ物〉

●まいたけ、しいたけ、しめじ、なめこ、えのきなど
きのこ類
●赤米、ひえ、あわ、きび、麦など雑穀、玄米など
穀類
●山芋、薩摩芋など
芋類
●大豆など豆類、アスパラガス、枝豆、えんどう、かぼちゃなど
野菜

1日のエネルギーをしっかり補うためにも
【氣が足りないさん】は朝食を少しでもとることが大切です。

中医学では、氣は特に「主食」からくると考えます。
新陳代謝を高め、氣を補うのに役に立つためです。

朝食には、穀物、芋類、豆類などの主食をとりましょう。

ただし、【氣が足りないさん】の中には、私のように
消化器系の働きが弱い人もいるかと思います。

そのような方には、氣を穀類で効果的に補える調理法
「粥」がおすすめです!甘酒もいち押しです^^

もちろん、デトックスが必要だと体感があるときは、
朝食を抜くこともあってもいいんですよ^^

氣の消耗が比較的少ない休日のデトックスがオススメです。

ちなみに中医学では、
氣が血を全身へ運んでくれるという考え方をします。
睡眠と食べ物で氣を補いましょう!!

食べ物や生活習慣については、
普段から氣をつけるにこしたことはないのですが、

まずは、せめて生理期間だけでも!

生活習慣が体質を変えていきます。しっかり自分を中心に考え、
自分を大切にしてあげてくださいね!!

次回は【血が滞ったさん】です☆

国際中医薬膳師 河内玲子

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