「布ナプキンは不衛生?」
こんにちは。内田登代紀です。
先日は3日間、地元福岡で行われたハワイアンのイベントに出展参加しました。暑い熱い夏フェスの中、布ナプキンをご紹介して参りました。今日はそこで出会った女性たちから、改めて考えさせられたことを書いてみます。
「布ナプキンは不衛生なのではないか?」に一言で答えるとしたら…
ハワイと違って蒸し暑い日本の夏。汗でベト~ッと、ビニールが貼りつくあの感覚。 生理中だけでなく、普段のおりもの用ライナーでカブレちゃっていませんか?
わたしは昔、使い捨てのライナーを使っていたとき、裏のテープ面がひっくり反ってカユイやら痛いやら…最悪でした。
あの感触を思い出すとぞっとしますが…そんな感触を忘れてしまっていたくらい、今では布ナプキンで快適です。
さて、イベントで出展していると、本当にいろいろな女性たち・いろいろな反応に出会います。
布ナプキンもお陰さまで福岡では数年前から認知度がずいぶん上がってきた感があり、今回も「聞いたことあります!コレが布ナプキンなんですね…!」っと興味持って下さる方も増えたなぁと思います。
ですが、対象の女性全体でいうと…まだまだ布ナプキンのメリットどころか、存在そのものを知らない方もとても多いのです。
「布ナプキン」という言葉を初めて聞くと…大抵の方が、大なり小なり驚かれます。
中には顔をしかめて、ギョッとされる方も。
「えーっ…マジですか?洗うなんて汚くないですか!?オエ~!ムリムリムリ!!」
と言いながら、後ずさりされる、とても素直な方もいて。笑
↑
初めて布ナプキンを知った人に、あるある反応パターンです。(笑)
おすすめしている側としては、ちょっと悲しい気もしますが…、
驚くのも当然!わたしもそうだった。「でもね♪その驚きが、喜びに変わるんだよ~」という気持ちで続きをお話すれば…ワクワクさえしてきます。
驚きが大きければ大きいほど、ギャップが広がり感動が大きくなりますからね。
でも、結局これが『布ナプキンを使いたくない人』の本音だと思います。
彼女のように素直に反応しないにしても、使わない人の心の中では、きっとこう思っているのでしょう。
「布ナプキンは不衛生・不潔なのではないか?」
という問いに、わたしから一言でお答えするとすれば…
「不衛生に使えば不衛生になるし、清潔に使えば清潔なもの」です。
赤ちゃんの布オムツと同じで、汚れたものをそのまま放置していたら、菌も増殖して不衛生ですが、
ちゃんと洗って、ちゃんと日に干しておけば…とても清潔です。
当たり前のことができさえすれば、決して不潔なアイテムではないです。
当たり前のこと…とは、
・生活力(自分のことは自分でできる力)や、
・思考力(どうしたらいいのな?と考える力)や
・想像力(こうしたら、どうなるのかな?とイメージする力)
でも…それって大人であれば、みなさん誰でも持っている力だと思います。
現時点では(女性全体でいえば)まだまだ布ナプキンを使用している人の方が少ないですが、
わたしの周りの「素敵」な女性たち(特に美容・健康に関連するお仕事をされている女性)は、既にみんな当然のように何年も前から使っています!
きっとそういう女性たちは、ちゃんと自分自身を大切にする情報をキャッチするのが早いし、自己管理でき、すぐに直感にピンときたら行動できる人たちなんでしょうね…!!
忙しい人たちですがみんな「思ったよりも大変じゃなかった。」と口をそろえておっしゃいます。
だから、ほとんどの人は、布ナプキンを「使えない」のではなく…、
その手前…「汚い」というイメージの面でひっかかっていて、しかも色々と誤解しているのでは…?と思うのです。
生理が「汚い!」と思う心理
そこで…「布ナプキンが汚い!」という気持ちが、そもそもなぜ湧いてくるのか??と、わたしなりに考えてみました。
- 【生理(月経血)が汚い】と思っている。だから、見たくも触りたくもない。
- 【汚れが落ちないのでは?】と思っている。だから繰り返し使うことに抵抗がある。
- 【汚れたナプキンを持ち運ぶのがイヤ】と思っている。
たぶん、これが布ナプキンが「汚い」という感覚の内訳ですね?
汚いと感じること自体は、危険から身を守るために大切な感覚です。その感覚自体を否定すべきではないのですが、
もし…1つでも誤解が解けることで、もし月経のイメージが変わってブルーデーから素敵な期間に変わるならば…!それは布ナプキンを使う・使わないに関わらず、わたしの本望です。
まず、①の生理が汚いというイメージについて。
これがどこからやってきたのか? …2つあげられると思います。
1つは、血=怪我や病気 のイメージがあるから。怪我や病気は、痛みや死などの恐怖感と通じていて…それらと同じ分類で、血を見ると嫌な気持ちが連想される。もし生理痛が伴っている人であれば、より一層イメージは悪くなってしまうでしょう。(でも、本来は、元気な生理ではれば生理痛はありません。)
もう1つは、血が汚いというイメージは、昔わたしたちの先祖から受け継がれ社会的に洗脳されてきた感覚だということ。
宗教的観点、神道では血を「穢れ」とする風習がありました。生理中の女性は神社の境内に上がることは禁止されていたりしていましたが、「穢れ」の概念ができた裏には…、女性を守る・いたわるためだったという説もあって、生理中の女性が無理をして階段の多い神社や神の宿る山を参拝したりしないでよいよう配慮あったのはないか?という説もあります。
また、血を介してうつる伝染病などが流行ることを防ぐために、他者の血を触らせないようにするためにも「血は汚い」とする社会的必要性があったのではないかと思います。
これは昔も今も変わりありません。 疫病は現代でもなくなったわけではありませんので「他者の血は汚い」と認識していて正解なのです。
医療従者の方々もそれは徹底しているので患者の血を素手で触ることはまずないでしょう。
ですが、ここでハッキリ理解しておきたいことは、
(たとえ自分が何か病気であったとしても…) 自分の血は、『自分自身にとっては汚いものではない』ということ…!
その血で自分ができていて、生きているのだから。
自分の血を汚いと思うことは、つまり自分自身を汚いと言っている感覚と同じなのです。
布ナプキンを使うことで、決して他者(家族)に触れてしまうことのないよう、使った用具や洗面所・お風呂などを清潔にすることは、大人としての最低限のエチケットです。大人ならば、きっと誰にでもできることです。
他者に配慮をしたとしても、あなたの血は、あなたにとっては美しい血です。
向き合えば、「見たくも触りたくもない!汚い!」と捨てていた時の自分と180度違う変化に気づきますよ♪
次に、②の【汚れが落ちないのでは?】について。
いいえ。布ナプキンは、ちゃんと汚れは落ちます!『うふふわ。』は特に汚れ落ちも良い方だとユーザーさんには喜ばれていますが、万一どうしても色素沈着してしまった場合でも、完全に天日に干して乾いた状態であれば、それから雑菌が増殖することはありません。たくさんの助産師の先生や、産婦人科の先生も推奨してくださっています。
(福岡では福岡県立大学でも数年かけて実験が進んでいます。2016年の研究経過の論文からも、心身へ良い影響が出る結果が上がってきています。)
どうしても心配な方は、殺菌作用がありなお且つ身体に優しい洗剤も存在しているので、そういうものを利用されてはいかがでしょうか。
このサイトでも、殺菌・消臭・漂白をしてくれるけど優しい洗剤をご紹介しています。>>>
そして、③【汚れた布ナプキンを持ち運ぶのがイヤ】について。
「それなら、お外では使わないで!!」と言うしかないです!いいじゃないですか、それで…♪
嫌な気持ちがあるうちは…どうぞ、持ち運ばないでください。(^_^)
「お家にいるときだけ使う」
「行きがけは使い捨てで行って、きれいな布ナプキンを持って行って、それに着け替えて帰ってくる」というのはどうでしょう? あるいは、
「生理のときは、いっそ使わない。普段のおりもののときだけ、布ナプキン」でも、いいじゃないですか♪
いきなり、外で使うことばかり考なくていいです。
いきなり、オール布ナプキンで過ごすことを考えて「一体、何枚必要なんだろう?」とか…計算しなてもいいんですよ。(考えてみてもいいけど、トータルで考えれば経済的なのは明白です。どれだけ違うか知りたい方はこちら>>>)
安心してください。(←もう古いね?)洗って乾けば、また使えますから…!
少しずつ、お家にいるときだけ使ってみてください♪ 使い捨てと併用で。そして比べてみてください。
…でも、きっとそのうち…ついつい布ナプキンに手が出るようになると思います。
なぜならば…気持ちも身体も、布のほうが「楽」だと気づくから。
まだ使ったことのない方には信じられないでしょうが…
「生理の日が楽しみになりました!」という喜びの声がたくさん寄せられます。
わざわざ持ち運んでまで、どうにかして「使いたい」気持ちが芽生えるまで、何枚も買いそろえたり、わざわざお外で使う必要なんてないんです。
なぜ?面倒なハズなのに、そんなに売れているのか?
布ナプキン『うふふわ。』のコンセプト(キャッチフレーズ)は、
「女の子の密かな楽しみ」
身体にいいから・エコだから…色々な使うきっかけがあっても、楽しくなければ・心地よくなければ、意味がない。
もし、ほんとうに面倒なだけなら…誰も使いません。
うちも商売あがったりですよ!(爆)
でも、わざわざ洗ってまで使う…わざわざ!!
それほど使いたい“メリット”があるから、使い続けている人がいてくださるし、
「人に教えてあげたい!」とまで思っていただき
着実に広まっています。
福岡県を中心に全国に100店舗以上で取り扱っていただいています。
※全国の取扱店舗一覧はこちら>>>
最後に念のために。
汚れた布ナプキンをそのまま放置して洗わなかったり、汚れた布ナプキンを何度も使ったり(心地悪いし)、他者と共有したり、公共の場で洗う…そんなことは論外です;
大人として嗜みのある女性に、そんなことをする人はまずいません。
最後に、念押して言いますが、布ナプキンは(普通に)清潔に使えば、清潔なアイテムです。少し気を使って衛生的に使ってあげれば良いだけのこと。
コツをつかめば、もうトイレからダストボックスがなくなる☆ シンプル・スッキリ感 、ドラッグストアで各サイズのナプキンを買いあさりに行かなくていい☆ 楽・お得感、そして何よりもこの気持ちよさを体感できます。
この清々しくも、自分を愛する感覚。これは使った人にだけわかる特権ですね♪
たくさんの方に感じてほしいなぁ…と願います。
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生理が「辛い」
生理の「量が多い」
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…
そんな人ほど、
「生理の日が楽しみ」に変わるかも♪
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