【コラム】教えます!禁断のデリケートゾーン(女性器)の洗い方

こんにちは。布ナプキン『うふふわ。』の社長係内田登代紀です。

突然ですが、あなたはデリケートゾーンがナプキンでカブレて痒い!
なんていう誰にも言えないトラブルの経験はありませんか?
そんなとき、ついお風呂のときに、石けんでガシガシ洗ってしまったりしていませんか?
とにかく清潔にしなきゃ…と思って、何度もビデで洗ったり…。
その洗い方、もしかしたら間違っているかもー!?

デリケートゾーンの悩み(痒み・臭い…)は以外に多い

わたしは布ナプキン屋さんなので、お客様の声をたくさん聞いているため、デリケートゾーンの悩みって…、意外に抱えている女性は多いのだなぁ、ということを実感しています。
生理用・尿ケア用のナプキンによる、「痒み」や「カブレ」そして「臭い」…。

デリケートゾーンの正しい洗い方と、
デリケートな部位にピッタリな安心アイテムを使っていくことで…
もしかしたら、おまたの悩みは一挙に解決!してしまうかもしれません。

また、もし、これを読んでいるのが…小さな女の子をもつママだったとしたら。
母親として、子どもに正しいデリケートゾーンの洗い方を伝えてあげることは必要なことかもしれません。
(わたしたちの時代には、だれも教えてくれませんでしたけどね…!涙)

誰も教えてくれなかった…デリケートゾーンの正しい洗い方

まず、一般的な石けんは不要です。
石けん成分はアルカリ性で、わたしたちのデリケートゾーンには刺激が強すぎるからです。
また、合成界面活性剤入りのボディソープなどは、化学物質の影響も心配ですからさけましょう。
「お湯」のみで、充分にキレイに洗い流せるので、石けんは使わないようにしましょう。

どうしても石けん類を使いたい場合は…
デリケートゾーン専用の石けんなども最近は市販されているので、そちらを選んでみましょう。

そして、次に注意したい点は、洗うべき要所です。

特に汚れや匂いが溜まりやすいのが「陰核」(クリトリス)の部分ですから、
その部分を中心にお湯で流し洗います。
そして次に小陰唇と大陰唇の間(ヒダの裏)もきれいに、やさしく指の腹で洗い流します。

それから、後ろ側からお湯を流し、肛門部を洗います。

ここで注意したほうが良いのは…

決して「膣」内に指を入れて洗ったりはしないこと…!
デリケートゾーン用の石けんであっても、腟の周りや膣内は洗わないようにしましょう。
なぜなら…膣内は善玉の常在菌であるデーデルライン桿菌(乳酸菌の一種)が、他の雑菌から守るように酸性に保ってくれているからです。
石けんによってその守る力を損なうことのないよう気を付けましょう。

また…例えば、ウォシュレットのビデでトイレの度に毎回毎回洗ってしまう…など
洗いすぎることによって、その善玉菌が守れなくなって、カンジダ菌が増え痒みに繋がったりする場合もあります。洗い過ぎにも注意です。

※もし、かゆみなどの度合いが強い場合や長引く場合、また原因がナプキンによるカブレではない場合…「いつもと違う!」と思う場合は、自分で何とかしようとせずに、早めに婦人科を受診しましょう。

「無関心」は、自分を愛せてない証拠。

実はですね…
何を隠そう、この私自身も…大人になってからも、こんな性器の正しい洗い方なんて知らなかった大人のひとりなんです。

布ナプキン屋をはじめてまもなく…「もっともっと女性の身体のことを私自身が知らなければ…!」
と勉強しはじめて…。
「そういえば、自分の性器の洗い方なんて…チャッチャといい加減にしていたなぁ…」とか、
恥ずかしい話…一体どこが大陰唇でどこが小陰唇で…っということすら、わからなかったんです。笑

「あれ?そもそもわたし、自分のデリケートゾーンを鏡で見たことなかったな…」
というほど、自分の性器に対してかなり無知で、“無関心”だったことに改めて気づきました。

「エリ・ヴィーゼル」というノーベル平和賞受賞者米国のユダヤ人作家の言葉に、

「愛の反対は憎しみではなく、無関心」

という有名な言葉があります。わたしはこの言葉を知ったとき…、とても衝撃を受けました。
無関心であるということは、最も自分を愛せていない状態、ということなんですね。

確かに、そのときのわたしは自分自身を本当の意味で愛せていなかったし、自分の性器を醜いとか臭いとか、汚い感じで思っていて、自信がなかったです。

わたしの場合、布ナプキンと出逢えて…自分の性器(デリケートゾーン)に卑猥さや汚らしさ、自信のなさ…などネガティブなイメージを払拭することができてから、人生は、ガラリと大きく変わりました

そういう意味でも「布ナプキン」は、単純に、使い捨てナプキンによる「かゆみ」「痛み」「カブレ」「におい」などの悩みから救ってくれただけでなく…
わたしの中にある女性という「性」に対してのNG(=自己否定)を、取り除いてくれたアイテムでしたね。

自分の出したもの生理やおりものなどを、以前は「どうでもいい。」「見たくも触りたくもない。」「早く捨てたい!」というふうに無関心だったのが、布ナプキンを使うようになってからは、ちゃんとチェックするようになって…「いつもの」状態がちゃんと自分でわかるようになりました。

改めて考えたら…デリケートゾーンのことを、自分がよく観たり観察してもいないのに、パートナーやお医者任せにするっていうのも、自分の身体に対してとても無責任な話です。普段の状態すら自分で把握できてきないというのは、今思えば大人の女性として、ちょっとお恥ずかしい話です。

それからわたしは、どんどん自分の性に対して興味をちゃんともって、たくさん調べて勉強していくことで(既に子どもを産んだ母親であるにもかかわらず;)あまりの自分の無知さにきづくと同時に、性の本当の素晴らしさを知っていきました。

知ってしまったからには…自分の中にとどめておくのは、「なんだか勿体ないな♪」という気持ちが湧いてくるもので…。

その後、わたしは2014年には『LOVEカルテ』という女性の性について綴った本をつくります。

以前のわたしと同じように、デリケートゾーンに関心を持つことを許せないでいる女性たちにとっては、きっと必要なものだ思います!

たくさんの専門家からアドバイスを頂いて作り上げた自信作の一冊。
この本は、やさしく自分自身の性と向き合うことができる本です。

もちろん、デリケートゾーンの洗い方や、「おりもの」について、布ナプキン、おんなのこスキル(膣キュン体操)などについても、具体的にわかりやすくお伝えしていますが…

改めて誰からも教わることのなかった、そういった性の知識を得ることができるだけでなく、
この本を読み終える頃には…自分のデリケートゾーン・性に対してのイメージが、きっと変わると思います。

自分がもっと愛しくなって、抱きしめたくなるかも♡

(詳しく知りたい方は…『LOVEカルテ』わたしの性に出逢える本>>>

デリケートゾーンの正しいお手入れ方法のまとめ

●石けん類は使わない!

●陰核と、小陰唇の裏側を丁寧にやさしく流温水で洗う。

●こまめにビデを使い過ぎない。

●膣内は洗わない。

●普段からデリケートゾーンを自らしっかりチェックして、自分を愛しましょう♡

●「いつもと違う…」症状は早めに婦人科へ。

ちなみに、布ナプキン『うふふわ。』では今治産タオルガーゼのオーガニックコットンを肌面に使用しているので、とっても肌にやさしくて柔らかいんです。夜眠るときも…最高な着け心地です♡

実はこの布ナプキン、ムレにくい!ということもあるんですが、使い捨てのように高分子吸収体(ゼリー状のもの)が含まれていないために臭くなりにくいんですね。

布ナプキンを使っていて「ニオイが気にならなくなったんです~!」というご意見はとてもよくいただきますよ。夏はムレず、冬は温かいから…、「おりもの」が多くて悩んでいる方にも、布ナプキンのライナーを普段から愛用していただいてます。


↑布ナプキン『うふふわ。』詳細はこちら↑
次の生理が楽しみになっちゃうナプキンです♡


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