性教育はいつから?初潮?

こんにちは。性と布ナプキンのお伝え係、内田登代紀(うちだとよき)です。

まず、娘さんに生理が初めてきた(初潮)のとき
何と声をかけますか?

間違っても、
「もう来ちゃったの?」
「かわいそうに…」

なんて言葉を投げかけないようにしましょうね。

そんな言葉がつい出てしまうのは…

きっと
お母さん自身が、生理を
「辛くて面倒なもの」と捉えているから

可愛い子どもにそんな思いをさせるのは
かわいそう…と言ってしまうのだろうと思います。

でも。

その子にとっては、
お母さんからの生理に対する言葉は
生理に対する第一印象。

「わたし…これから可哀想なことが続くんだ」

と捉えてそれから何十年間も
生きていくことになるかもしれないんです。

生理の日を
「辛くて面倒」な期間だと思うのと
「お姫さまの日」だと思うのとでは
雲泥の差。

お母さん自身が
意識革命を起こしてから、

やっぱり子どもの成長を喜ぶ気持ちを伝えてあげましょう!

かといって、逆に
盛大にお赤飯を炊いてお祝いされて、
それがすごくすごく嫌だった…
という人も多いようです。

なので、普通のテンションで。(笑)

「お母さんは、あなたの成長が嬉しいよ」
「大人の仲間入りだよ」

という、言葉がけをしませんか?

それから…
生理が来たということは、
排卵があったということです。

排卵があったということは…
妊娠する可能性がある、ということです。

10人に1人は、中学生で処女喪失、初体験をしている時代です。

「うちの子は、まだまだ幼いから…」

というイメージだけで
生理が来ても妊娠とは関係ない、と
性教育をしないのはとても危険です

(学校では避妊のことなどは何も教えてくれません。)

そして「興味を持って欲しくない」
と親がいくら思っていても、
今の世の中は…Google先生が何でも出し惜しみなく教えます。知らずにいてくれることの方が不自然です。

だから、生理が来た時。

ナプキンなど月経処理の仕方だけ、を伝えるのでは
不十分だ、
ということです。

本来なら、
子どもさんが幼い頃から
ちょくちょく…性教育をしていくと、

すんなりと話しやすいと思いますが

もしも、幼少のころから
ご家庭で性教育をしてきていないのであれば…

娘さんには、
この生理が来た!というタイミングは
良いキッカケですよ。

まずはその子に、
自分の身体が
「赤ちゃんを身ごもれる身体になった」
ということをきちんと認識させ、

性交についても、きちんと説明をしましょう!

でも…
どんな風に伝えたらいいか…
というところで不安な方。

……お手伝いします。


2022年4月追記
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必要と思っていても、なかなか難しいな…と感じる保護者さま、よかったら参考にされたりしてご活用ください。

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